西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
灰色猫
梅干しをじっと見つめてごはん食むつばを飲み込みごはんのみ食む
27
もっと見る
灰色猫
朝焼けに背中を押され歩みだすこれから何が成せるだろうか
32
もっと見る
灰色猫
鬼芥子の赤から赤へ渡りゆく初夏を旅する青条揚羽
30
もっと見る
へし切
ひそやかに野にある花は手折らずにやはり野におけ季節のまにまに
20
もっと見る
灰色猫
白い息いろはも知らず歌ってた駅前通りの幼き魂
20
もっと見る
月虹
こんなにも星が綺麗に見える日は決まって君の記憶を辿る
54
もっと見る
秋日好
抱くたびに傷つく恋を身に隠し君の背中に銀の雨降る
18
もっと見る
灰色猫
銀色のオペラグラスで見る星は語り継がれる母なる神話
18
もっと見る
秋日好
うまい具合怒られるだけのいたずらを養母に仕掛けて愛を探した
20
もっと見る
灰色猫
やさしさも痛みも傷も大切に毛布に包み温める恋
14
もっと見る
灰色猫
永遠にあいこのままのじゃんけんを恋になるまでつづけてゆくの
18
もっと見る
灰色猫
押し花を君が愛した一遍の詩集のページに眠らせておく
24
もっと見る
こぐまじゅんこ
ゆったりと焦らず書いていけばいい恩師の言葉が心にともる
10
もっと見る
逢坂
秋晴れの紅葉散りゆく切なさと黄色い目をした猫のしあわせ
11
もっと見る
灰色猫
小声では風にさらわれ届かない想いはそっと手紙に託し
20
もっと見る
サヤ
秀歌とはいえない短歌の裏にあるドラマを知って泣いた日曜
12
もっと見る
灰色猫
湖に沈んだ校舎を慈しむ水面の落ち葉は散華のようで
28
もっと見る
灰色猫
今もなお片恋のまま人類は月の秘密を見つめ続ける
24
もっと見る
灰色猫
ほわほわの羊の雲をちぎったら筋斗雲ができてしまって
20
もっと見る
灰色猫
まんまるの誕生日ケーキで祝おうよ君がいたこと忘れぬように
19
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[36]