詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ヨコさん
寝れぬ夜に一瞬に見た光芒は別れを告げる父の訪れ
8
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寧々
街角に立つジャスミンの白蠢ゐて異國の香り漂ふ日暮れ
6
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へし切
花咲けば散りゆく季節を哀しみてひとを恋ふれば別れに惑ふ
27
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舞
颯爽とあし輝かせ乙女らの青葉照る下風切り歩む
6
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香月
わが背子が靡きし黒髪手づさへて撫でし肌に伝ふぬくもり
4
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芳立
立ち出でていづれの花や青葉やと歩きまどはな風薫るころ
14
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芳立
すまれずは濁りの池のはちすこそ恥ぢずもあらめたのみある身は
6
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浅草大将
神風もかをる若葉のあをによし楢の小川にみそぎ初めつつ
9
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詠み人知らず
夕まぐれ口縄坂のディープキスくちなはのごとからみあひつつ
7
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水ノ衣
誰彼に深く関わる事も無く只々静謐心掛け接す
21
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島井うみ
恋も星も一瞬の光 大気圏に突入したらすぐ燃え尽きる
5
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南美帆
車から降りる間際の口づけは次逢うまでの魔法なんです
12
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河のほとり
五月雨に濡れたる袖と人や見むあやめも知らぬ心なれども
11
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衣良
寝なければ終わりはしない今日ならば 一生寝ないで さあほら踊ろう
2
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銀ねず
また何かございましたか 売り言葉買い言葉など揃えております
7
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詠み人知らず
世の憂きに入らむと思ふ深山よりなきても出つる郭公かな
8
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詠み人知らず
主人なく幾年か経し廃屋につつじの花のかはらずに咲く
8
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美津村
猫の出入りに障子の一枡切り空けていよいよやさしく老いてゆく妻
34
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小林道憲
春楡が昨夜の雨に輝きぬ 木の間を移る椋の一群れ
17
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由縁
美丈夫な医者に会う日はどこかしら痛い部分探す今日 肘
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