詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
山越えがないから交通要衝地「桜井の別れ」でも有名な地
22
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ひよこ豆
せわしなく声を掛け合うつばめ5羽 飛ぶ練習か 暑い納屋中
23
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恣翁
沈みぬる夜を 濛々と潜めたる垂水のごとく 火輪落ちなも
21
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幸子
蓮の葉の朝露あつめころろんと落として遊ぶ夏の来にけり
14
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千映
上からの目線で話す我が夫病気にオロオロ弱虫小虫
14
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みなま
水遣りの珠ととまれる水滴に蟻のひとつのくちつける朝
12
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もみじ☆彡
今何度?知れば暑さが弥増すと知りつつちらり見る温度計
10
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深谷真雪
あらいたの?母親さへも気付かせぬ存在感の無さだけが特技
7
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詠み人知らず
コンビニの明かり見ゆればホッとせり ウンコ座りのにいちゃん居れど
13
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KEN
蹈み跡も消えて久しき龍神の祠の蓼の紅さへ虚ろ
17
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び わ
よくもまあ働く家内感心すひきかえ吾は昼寝が得意
12
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舞
残滓なる吾が身を悼み追憶にひとり沈める時の水底
10
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幸子
ぽよぽよと自在に逃げるきみを追い翻弄さるる卵ご飯かな
11
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へし切
夕暮れて なほ 降りやまぬ蝉しぐれ こころに聞きし せせらぎの音
25
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滝川昌之
あきらめて拭いもしない額からごみ収集者の汗に敬礼
25
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荒野のペンギン
電話とかラインの着信逃さぬよう浴室のドア半分開けてる
8
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バロンマン
盛夏とて勤めの朝は変わらねど目覚ましの音がみんみんに変わる
12
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ひよこ豆
百日紅暑さ気にせず溌剌と天を指差し高く咲き初む
16
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滝川昌之
日の出から鳴いてる蝉の懸命さ生きる密度で人は勝てない
35
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恋葉
雪女夏の暑さに溶けたるをボトルに詰めて近日発売
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