詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まった
王将と丸善行って桜見た緊急事態宣言の街
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えんとつcafé
菜の花が香る町です自転車の駐在さんの鼻歌が過ぐ
11
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滝川昌之
春空の蒼に倣いて藤棚の花芽は淡き色含みゆく
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名鈴
懇ろな 暮らしをせむと 見回せば 徒らに籠めし 物どもの散る
11
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夕夏
しょうじょうがでてみとめらるしぼうしゃはこうせきをといみとめるころな
3
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つばす
経済に未練残した都市封鎖 二頭を追った愚策の極み
3
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夏深
上弦の月従えて辿る道行く手仄かに君の見えけり
6
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名鈴
宿運は 犬のごとして 逃げ果つと 安かるからに 躍りかからる
9
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恣翁
岸に沿ふ桜に酔ひて 生温き湖は 物憂く 弛き波打つ
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夕夏
じょうきょうのほうこくばかりいそがせるげんばのききゅうどこふくかぜと
5
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名鈴
石見れば 人も生まれぬ 隔つる世の ありさま見ゆる 心地こそすれ
12
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横井 信
波音を聞いて走れば春の海 すっと追い越すツバメの背中
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夢士
真っ白な手帳のページ括りつつ何時まで続くや在宅勤務
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青き銀椀
切り花のアネモネ母に贈りしを次の日にはも咲き切りしよと
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名鈴
軽軽しく 祈ぎ事言ふな 禍言と なりてむげなる 験に襲はる
8
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名鈴
入学の 祝いも返しも オンライン 常ならば手を 取り慶ぶが
13
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是瓜
膝上の重み無視して仕事して馴染む体温境界が薄れ
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さえね
今日もまた生き延びている疫病の國を覆える卯月朔日
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蔓葵
うぐひすの羽風もいとふ桜花うつりにけりな人のあらしに
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蔓葵
青柳にみだれて匂ふ糸桜鄙こそ春の錦なりけれ
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