詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夕夏
ひとつきさんじゅういちにちみそひとひつきなみのうたとわれもしよう
4
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ななかまど
日照り耐えふさふさと葉の夏だいこん辛きを噛んで母恋う日なり
10
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名鈴
初夏の 野辺で一際 背伸びする 姫女苑陽を さらに受けむと
11
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ななかまど
人つくる田の水鏡ひろがりて青かぎりなく写すこの星
11
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やまざくら
アルプスの 雪解の水の 清冽に 早苗田満たし 満たし下りぬ
10
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ryotak
フェライト法。アルカリ性で六十度、鉄で結晶、磁気分離(カド)
2
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ryotak
酸素来ず。ヘモグロビンにシアン毒、消えず結びて久しく留む
4
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KEN
しろたへの 小さき花に 刺を祕め 人を拒まん 細石の薔薇
8
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水紫
日傾き聞き終わる動画疲れ呼ぶ積もった消しくず努力の証
5
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ケンイチ
近寄れば半音下がる電線のあひのおぼろの月のユニゾン
7
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KEN
子をあやす 鬼子母神かな 野の薊 ふふむ紫 あさかぜに搖れ
8
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名鈴
実のつかぬ 皐月の柿の 木の元に かへりみられぬ 花ぞ積みつる
9
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KEN
逢瀬川 雪消の水も 淺緑 朝の浅香路 淡き風去り
7
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寝惚亭奥地新吾
一人住む遠き都に泣く夜は故郷恋し尾鷲節歌う
3
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名鈴
旨味みな 米に吸はせし 鯛飯は 炊きたて論なし 茶漬けさらなり
10
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つばす
緑から石化変色雨蛙 石になったや修行僧
2
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こうは
世の中を知ろふと思ひて空を見る空は世の中を見詰めてゐるから
9
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ryotak
INS雲の通ひ路混み閉ぢぬ 時計の砂はとどまりしまま
6
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芳立
南より風を入れたりわが室に残りし澱を吹きはらふべく
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ななかまど
早緑が田んぼの中に線となる蛍が舞えば夏の団扇絵
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