灰色猫のお気に入りの歌一覧
秋日好
木に春が留まっている長々と 夜の雨にも俯きもせず
14
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雪柊
老いたるは いづれ行く道 誰も皆 歩み來た道 敬意表し
20
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赤俊雄
地球より重いと云われた存在の軽さを世界は知り尽くしている
20
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舞
抱かんと月に手伸ばせば虚しくも残るひとひら追憶の花
17
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詠み人知らず
溝が出来 水加えても 更に溝 悩まされてる 私とあなた
5
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絮谷新
夜の隅の優しき胸にくちづかばメトロノームの刻む心音
3
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へし切
夕暮れの道辺に白きハナミズキ見つめて想ふ君が面影
30
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赤石仙人
櫻かと見まがふばかりの花水木薄紅色に香り咲くかな
5
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赤石仙人
里山に薄紅色の山櫻ポツリポツリと祕めやかに咲く
11
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詠み人知らず
ニューズ見て「再生可能エネルギー」あり得ないだろ突っ込む教師
10
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詠み人知らず
間違いが証明された資本主義 も一度マルクス 読んでみようか
7
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夢士
八重に咲く桜愛でをり空の青キラリと光るジェットの機影
14
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只野ハル
運転の後の額の違和感は夏日のせいと夕刊で知る
9
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只野ハル
特別な事無く終わる一日をそれでいいかとまた思う夜
18
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恣翁
焦燥るがに 酔ひに浮かるる花見客 山家の春は一時なれば
19
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紗紋
離れた地あなたの無事を祈るだけ送ったメール「大丈夫だよ」
8
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雪柊
幼子は歩み来た道 誰も皆騒がしいとは 言える筈無し
20
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只野ハル
高速道路は拘束道路である車間を守りひたすら進む
9
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沙久
自らを「真理」と称し崇めとは これほど胡散臭いものはない
11
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なお
花はふる ほどなりぬとて わが雪消 涙はふるる 袖の柵
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