灰色猫のお気に入りの歌一覧
絮谷新
色失せてひとり一月いちめんに廣ぐる砂丘に雪の降り積む
23
もっと見る
さえね
寒風の中であなたが触れてった頬の熱さは火傷のごとし
12
もっと見る
リクシアナ
寒ゆるみサボテンの花咲くカフェの睡魔に抱かれ飲むミルクティー
23
もっと見る
夕星(ゆうずつ)
名無し故あなたへの氣持ち隱さずに素直に詠え このうたのわで
10
もっと見る
桐生賄
母と子で 大好物の あんこ餅 小腹すいたら おやつがわりに
18
もっと見る
inosann
全国の雪の便りをよそにして降らぬが寒い 駿府の町は
18
もっと見る
澄舟
寒風に額つめたく丘ゆけば柿生の里にだるま市立つ
15
もっと見る
西村 由佳里
生垣に私のないしょを落としては幼き頃を想う雪の日
8
もっと見る
石川順一
風花に撮影旅行を挙行する雪に埋もれる庭の木々たち
18
もっと見る
千葉 甫
カーテンをめくって覗く窓の外今日は一日雨ばかり見る
8
もっと見る
桃湖
雄の目に気づき追われてみだれ髪「やめて」はいいよ最後のプライド
6
もっと見る
澄舟
かつお節ふうわりつまんで湯に放つ 大切なものこわしたくない
13
もっと見る
絮谷新
いちめんに廣ぐる砂丘色失せて雪の降り積む一月の男
17
もっと見る
桐生賄
風あれど 空晴れ渡り 氣持ち良し 潮の薫りも 懷かしきかな
24
もっと見る
千映
銀世界負け時と空のやたら青洗濯物が笑いはためく
17
もっと見る
まあさ
ネクタイを締めて朝日へ向かう子が凛々しく見える 冬ざれの中
26
もっと見る
まあさ
新しい土地の香ほのかに漂わせ息子は居間で暫しの暇(いとま)
18
もっと見る
ながさき
仏弟子の 一人と決めて 生きてゆく 浮世の憂さなど 何するものぞ
26
もっと見る
万陽
母が炊く赤飯の香に頬そめてうつむき食んだ初潮の夕食
16
もっと見る
まあさ
訥々と息子が語る新天地 はりはり鍋を囲みつつ聞く
20
もっと見る
[1]
<<
2791
|
2792
|
2793
|
2794
|
2795
|
2796
|
2797
|
2798
|
2799
|
2800
|
2801
>>
[4552]