深雪のお気に入りの歌一覧
石川順一
スナックかお好み焼き屋か迷いけり中央町の同じ番地に
12
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コーヤ
花満ちて 枝垂れ桜は たおやかで 揺れる姿を 水面に映し
22
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灰色猫
肉体と卒業をした君のため僕はみなとで凪を歌うよ
16
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まあさ
春という 季節は優しい 顔をして 時に妖しい 果実を投げる
22
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万陽
手回しの ダイヤル式の テレビ在り砂嵐の音 耳が覚えてる
28
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ともゆき
うたのわの歌のくさぐさ読むほどに ほの温かく胸に充ち来る
41
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ラベンダー
死は無情 だけれど遺る 思い出も 愛も心に 私の胸に
24
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南美帆
帰宅した君は険しく尖っててフロメシソファでまるく落ちゆく
14
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みろく
真夜中に詠まれたうたがいとおしい 貰った本の書き込みに似て
24
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さはらや
傘のない君を待つため何度でも改札の呼吸する音を聴く
7
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沙久
この恋が終わるイコール人生が終わる訳じゃないでも、だけど、でも
21
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みろく
蓮の葉に移ろう雫映し出す精舎の朝の香りは樒
23
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滝川昌之
日曜の 「小さな旅」の メロディーと ゆっくり覚める 珈琲の朝
27
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灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
305
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灰色猫
片思いしているときの心臓がすももであることの酸っぱさ
25
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まあさ
君色を 探す旅へと 出る君の 門出に贈る 純白の花
28
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沙久
「桜ならまだだよね」という君を連れ自転車で春を探しに行こう
21
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コーヤ
木蓮の真白き色に誘われて君に触れれば香りのシャワー
23
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詠み人知らず
青白く作られたやうな笑顏より 真黒に焼けた その顏が好き
14
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みろく
みずいろを「ソライロなのよ」といいかえた 水に入って空にいる君
18
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