河のほとりのお気に入りの歌一覧
へし切
常の日をはやくと願ふコロナ禍の五輪を憂ふ七夕の宵
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へし切
度々の緊急事態の宣言に人も慣れてはオオカミ少年
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へし切
歓迎も輝きさえも薄れゆく聖なる灯り五輪の暗闇
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へし切
さびしさは人のこころに巣食うものひとり侘びては枯淡を味わう
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へし切
何だろうね!うっかりだとは思うけど開催国を間違えるとは
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艸介
鉄道の歩廊の端の鋒に 吹きつる風は梅雨を纏ひて
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艸介
空梅雨に浮かれ出でたか初蝉は はたと鳴きやみ もはや二度とは
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艸介
遠き日の童のやふにかへりたし 想ひ馳せども 想ひ馳せども
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艸介
暮れきらぬ草間横切る大蝦蟇は 吾を睨みつ夏の夜に融け
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葛城
やうやうに雲間の日差し漏れ來たり何はともあれ陽を浴びに出る
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葛城
常ならばぼちぼち明ける梅雨の空見つつ伸ばせる散策の足
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葛城
はや明くかすは明くかとて見守るに今日も明かぬかこの長梅雨は
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葛城
變はらざる朝の大氣にふと耳をそばだて聞きぬ蝉の初鳴き
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葛城
まちまちに明けゆく夜も梅雨空も今朝は楽しき二人連れかな
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夕桐
山際で食ぶる檸檬の身にしみて おぼろに見ゆる夏の嶺かな
10
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夕桐
引き忍ぶ石段けざやぐ紅の 蝶の如き鳳仙花かな
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武蔵野
目が覚めて 朝散歩して 紫陽花を やっと自然の 空気に触れて
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武蔵野
のらぼう菜 種が沢山 散りにけり 芽が出ていろは 色彩を増す
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武蔵野
七夕の 短冊になに を書きましょ 世界が平和 戦争しない
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御宿川蝉
逢ひ見しも 水無月の夜の短かくて 早き別れを 啼くほととぎす
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