河のほとりのお気に入りの歌一覧
草津和泉守
橘は春恋ひむゆゑ咲かずきなつひに雪散る今ぞ咲くらむ
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草津和泉守
心なく交野を行かば白露に狭衣は濡れ君は見むだに
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草津和泉守
秋は来ぬ来なりといへど嵐山の紅葉の色はなほなかりけり
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草津和泉守
覚めぬればうらぶれ立ててふるさとの月はかなしき夢のみに見む
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朝比奈
胡坐斯く安定は良けれさりながら新機軸うむ起爆なお善し
14
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朝比奈
ちはやぶる人は石垣人は堀 基本は全て其処にこそあり
14
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朝比奈
とつおいつ辿る記憶の空の下グランピングの夏の語らい
18
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朝比奈
まぶた閉じ一息入れてスケルトン埋める手軽さ脳の休憩
14
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朝比奈
灯籠の火色揺らぎて漂えば帰り行く背の陰かとも見え
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艸介
夏影や 木立にしばし佇みて 眺む峰にも雲の濃き影
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艸介
夕立にて僅かに得たる涼感を なほ得むとして桃を齧りぬ
12
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御宿川蝉
眼に浮かぶ 久しく遠のき故郷の 夏の淺間の峰の白雲
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御宿川蝉
半世紀も 前に別れし 人のあり 生命ありせば 逢ふこともあれ
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御宿川蝉
夏の宵 夜店を飾る走馬燈 ふたりして見し 戀の芽生えを
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御宿川蝉
夕立の あがりて涼し 盆の宵 櫓太鼓に 星の瞬く
10
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御宿川蝉
盆入りの 迎へ火をたく 雨の宵 踊りの太鼓の聞こえても來ず
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恣翁
海へ続く 爪先下がりの路を過る 江ノ電 夏の日射しに眩し
11
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恣翁
ポケットの 二つの賽を 右指に絶えず弄くる ぢいさんの癖
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恣翁
幾つもの色を 貴方と重ねしを モノクロームの思ひ出生りぬ
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恣翁
ベネティアの過去の岸辺に 沿ひて行る舟に 時代の活気偲はゆ
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