河のほとりのお気に入りの歌一覧
光源氏
水の色は去年の涙にとどめをきて心みだるる那智のおほ滝
8
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詠み人知らず
一日中ひとりの時をもてあます視界セピアの色が続きて
18
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詠み人知らず
いよかんにスナップえんどう並びいる八百屋にも早や春のきている
14
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光源氏
ブランデーグラスにうつる君が影涙を隱す夢のひととき
10
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只野ハル
はにかみて募る想いを秘めたまま軒の陰から出られず今朝も
3
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芳立
ちはやぶる神を仏をなみだする千人の海にみるうき世かな
9
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紫苑
つねならぬもの息づけり消し灰を蝶ともまがふ薄明の淵
13
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千春
とらわれぬ君が好きだという君にとらわれかけてしらじらと朝
13
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千春
新しき香水が欲しい日曜日なんなんだろう恋なんだろう
5
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薫智
それどんな味がするのと奪われて飲めないでいるストローの先
8
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陽だまり
コトコトと湯気たつシチュー見やりつつまあるい笑顔待つ時の幸
12
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ねこめ
応援はするけど高いところから見下ろせている間の話
9
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浅草大将
斑消えの雪間の春を尋ぬればそれとわか菜に萌しつるかも
16
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悠々
われを抱き兄をおぶひて懷劍を帶にたばさむ母なれば強く
14
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工藤吉生
ブラ紐を直す仕草を見ていないふりして見てる社員食堂
7
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チェリー
人の持つ悲しみ自分のいいように片付けないで知らないくせに
4
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詠み人知らず
傘ひとつ 左肩抱く 君の手に 気持ち奪われ 風花は舞う
8
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恣翁
目標の頁まで読み 炉を掻けば 埋み火在るに 更に続けつ
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高島津 諦
太陽が星だってことを忘れたりするのは誰が悪いのだろう
3
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高島津 諦
大体の人が死んでる午前四時蓄光塗料で星を書き足す
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