七色コインのお気に入りの歌一覧
どるちぇ
髪に指に触れては落ちる花びらが貴方を想い出させるさ・く・ら
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どるちぇ
雪です と打ったメールは送れずに携帯のなか積もりゆく 好き
110
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真山千展
教室の窓を開ければいつだって雨の匂いがしていた五月
4
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真山千展
私を正しく叱り付けている父のこぶしのような雨降る
12
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詠み人知らず
唐突にオーラ誉められ驚いた 人助けせむと駆けつけた時
5
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紫苑
月かげの著けき夜に贄なりし小鳥の羽はあをく光りぬ
10
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かぐや
山百合の 薫り頼りに 訪ねれば 深山の霧や われを離さず
8
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恵
君が持つ研ぎ澄まされし触覚よ我は小さき幼虫となりて
4
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のんぼう
遠くまで行けば何かが見えるかな 大事なものはそばにあるのに
7
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のんぼう
確かめて微笑むような何気ない手のつなぎ方 変わらないでね
10
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かぐら
灯りがつくとひとのひとみは赤 いんだ青い紙路をゆく影ひとり
1
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もなca
汝が色を日ごと染めゆく紫陽花の花思わせる蒼き夕暮れ
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卯月
ふるさとも今は廃墟となり果てて父のまなこに我は映らぬ
5
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五穀米
道楽者好きになれない律義さがわたくしにあり何とせんとも
1
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浅草大将
草まくら夕べの沢にたつ鴫やあはれはがきの跡のこしつつ
7
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五穀米
いち日に一度は祈る父母の未来引き継ぐ我に幸あれ
2
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五穀米
今日一日雨も降らねば昼食のグリーンカレーの余韻に浸る
1
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真山千展
ぐうの音も出ない言葉を浴びせられゆっくり丸くなりたいのです
6
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みやこうまし
円熟し落ちて散らばる花びらを踏みて通れり初夏の薔薇園
10
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みやこうまし
並ぶ山皆丸々し東山見下ろす比叡に男の威厳
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