みやこうましのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
鈍色の雲分け入りて梅便り春の鈴なる古都に降る雪
22
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月虹
白鳥が舞い降りたのか着氷の滑らかなこと羽生える如く
38
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へし切
さびしさを言葉にすれば なほ 淋し こころの空に涔涔つもる
19
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へし切
さびしさに堪へて老い身のひとり居も年ふるごとに弱げませまし
24
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灰色猫
全力で主役を生きた十代が今でもわたしの背中を叩く
27
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へし切
ピョンチャンの凍れる空にむせび泣くせつなき響き アリランの歌
19
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詠み人知らず
八重咲きの紅梅ふふふと咲いている品ある可愛さふっくら留めて
11
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へし切
誰がための五輪なのかと ふと思う 極寒 強風 とまどう選手
18
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只野ハル
庭の梅去年の今頃咲きおれど今年は蕾見上ぐ曇天
10
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へし切
冴えこほる雪解の水に梅の花 寝覚めて咲きぬ一輪の春
24
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灰色猫
狩ることは狩られることと心せよ自然は幸だけ与えてくれぬ
16
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へし切
春ながら雪は家陰に消えのこり菫ひとつの暖かさかな
32
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秋日好
洗濯に君のマフラー入ってる春の兆しと思いたくなる
19
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へし切
ごめんねと言わせてごめん 思いやり それが優しさなんだと思う
31
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灰色猫
あまりにも誠が誠であったため焚書されゆく哀しき詩集
23
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滝川昌之
街中に咲きだす梅を羨めば狭庭まだかと東風待ち望む
22
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へし切
何となく昨日とおなじ今日は暮れ朝夕べの老いの日々かな
19
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藍子
集団で生活をする大部屋に慣れず戸惑う入院の日々
11
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秋日好
あぐらかき古い書物を読む父の横から見上げる大きな背中
15
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へし切
さびしさは心のそらに満ちるらし露ぞかはかぬひとり寝の床
24
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