みやこうましのお気に入りの歌一覧
へし切
孫のこゑ 消へて侘しき吾が宿の 元の静寂 慣るるに難し
30
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滝川昌之
駄菓子屋の部活帰りのご褒美の五臓に染みた青いラムネよ
25
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只野ハル
秋風に夏の終わりの寂しさの湧くこともない人生の秋
18
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へし切
我が宿に 幼児のこゑ 笑い顔 あふるるひと時 お盆のやすみ
22
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滝川昌之
何フィート高くなったか秋空よ夏色褪せる雲を散らして
28
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滝川昌之
「存分に輝きました」とヒマワリは首(こうべ)を垂れて夏を見送る
31
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藍子
線香の香り漂う家の中小さき背中見せる我が父
30
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舞
胸うちに幽かに灯す盆の火に語りて偲ぶ過ぎし刻など
18
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へし切
鎮魂の思ひをこめて 核兵器の無き世を願ふ 長崎の鐘
25
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夢士
ああしたらではこうしたらと繰り返す歯痒さ覚ゆ秋の夕暮れ
17
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只野ハル
高気圧西に退き曇り日のぬるい風吹く立秋の朝
13
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へし切
うたのわに はや さわやな秋の風 猛き残暑をつれさりて吹け
20
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へし切
秋の音を探しもとめて 夕涼み ならす扇の音もさやかに
26
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夢士
涼風に雨音激し秋立つ日虫の音止みて雨水流るる
16
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灰色猫
はしゃぎつつ真夏の空へ麦わらを投げたあなたは太陽でした
39
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へし切
もう少しあともう少し 盆の日に 君に逢へるね 指折り数ふ
25
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へし切
忘れてはならない あの日あの時を 広島のそら 平和の祈り
25
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舞
夏送るねぷた祭りの華やぎのすぎてや秋の立つ風の色
18
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紫草
来る春を慎み深く待ち受けてほつりほつりと開く白梅
22
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夢士
雛の宵主なき飾りそっと置く大正初期の小さき人形
16
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