みやこうましのお気に入りの歌一覧
へし切
やほ蓼のからしになれて年をつみ過ぐすこの世も楽しからずや
25
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へし切
秋されば 尾花葛花 女郎花 色もちくさにきそふ野の花
21
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滝川昌之
春の日は名所と呼ばれ花筏 秋「目黒川」にサンマの煙り
23
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滝川昌之
秋の野に何を手向ける曼珠沙華ギフトリボンの結び目と咲き
22
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舞
つり革を掴むおみなのマニキュアもやや秋色の長月の暮れ
11
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夢士
里山に響く囃しの笛太鼓 子から孫へと引き継がれ行く
18
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へし切
陽に透ける白き芙蓉の花びらを秋津の羽にかさねてぞみる
25
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藍子
香り立ち琥珀色したアメリカン心に沁みる朝の一時
22
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へし切
秋庭にむくげの花の咲きたるがこころ清しき空の青さよ
20
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滝川昌之
秋霖が彼岸までにと冷ましゆく狂った星のくるった熱を
28
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へし切
死人花てふは哀しきひびきかな葉見ず花見ず密やかに咲く
21
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舞
老いらくの恋などしたき夕暮れのひとこいさせる茜雲かな
14
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へし切
君をまつ虫の声きく独り寝の夢の直路は秋にやあらむ
24
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舞
新枕交わせる乙女なれの果ていびき健やに吾れを押しのけ
12
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へし切
月草のうつし心を恨みても露と消ぬべき恋もするかな
26
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へし切
秋をしる野辺の千草に露をおく長雨に虫の集く夕暮れ
27
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只野ハル
気が付けばセミは鳴き止み虫は鳴き鳴らぬ風鈴止む室外機
11
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只野ハル
また今日も虚しさだけを引きずって日付が変わる何か変わるか
15
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へし切
たびたびに避らぬ災害 悲しきに まこと小さきこの国なれば
26
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へし切
九月に荒れし野分の忘れもの夏の名残の蒸し暑さかな
19
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