石川順一のお気に入りの歌一覧
へし切
このごろの冬の日かずを数えては小春の長閑しさざん花の咲く
20
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横井 信
風音で枝に残った枯れ葉へと視線をうつす朝の青空
10
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横井 信
お日様をその身に溜めて色づいた果実は落ちて土へと還る
9
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夢士
週末の度に寄せ来る孫嵐嬉しくもあり悲しくもあり
7
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夢士
兄となりママを取られてパパ連れて僕の天下だ爺婆の家
13
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千映
飛行機雲定規で線を引いたよな三本楽しそ晩秋の午後
7
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千映
母連れて宗派の違う寺と知るも祈祷を受ける父の命日
7
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千映
車椅子移動して乗る母の足弱る脚力見つめる車
7
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KEN
はつふゆの 枯野にひそみ われもこう こころ散る人 春には咲けと
15
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び わ
経営の質問受けて説明す息子夫婦の幸せ願い
4
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舞
ひと杯の酒の酔いなるひとの世の良きも悪きも心ひとつに
13
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夕夏
どうようのもらるのていかじけんじこほうどうふえてもんだいていき
2
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アスリート
駆けぬけて影も残さぬスプリンター 絵筆を持たぬ芸術家たち
3
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煩悩
つきつめるなら微笑みの口角の上がり具合は天性のものである
8
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秋日好
中世に遊ぶ心に夫への思いを込めて脱ぎゆく衣
11
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幸子
「おい待てよ」「ついてこいよ」と群をなし風乗り回す落ち葉達かな
17
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露草
初霜の朝日にとけて穭田は露の群れなす地上の銀河
19
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コタロー
青空の遙か上空眞つ白なグライダー飛ぶエンジン鳴らし
4
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コタロー
蟷螂が右の鎌上げ我を見る口をむしやむしや動かしながら
4
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コタロー
鵯の喰ひたる後の柿の皮三ツ星附けた中身は消える
6
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