石川順一のお気に入りの歌一覧
卯月
花と咲く一夜の恋よかりそめの舞踏の宵に理由はいらない
11
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卯月
いにしえの縛が解ければ楽園は開かれるのだ目覚めよ乙女
11
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沙久
「どう出ると思う?」と聞かれ耳にする プーチン劇場開演のベル
14
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沙久
暗闇も固唾呑んだろう「またいつか」 そう綴る君の心模様を
18
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松井一馬
結末がバッドエンドかどうかすらわからないまま終わる生活
3
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絮谷新
晝寢ぬる媼の額に蠅留まり羽音の消ゆる冬の廣縁
23
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コーヤ
飾られし黄金の色の福寿草迎える年の多幸を祈る
23
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コーヤ
石庭を明るく照らす万両の紅き実増して正月近し
25
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林林
胃薬を求めるやうにうたのわを開けばいつもの画面広がる
24
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美津村
職替り暮しのたたなくなるおそる勤めてこのまま老いるもおそる
15
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滝川昌之
下向いてスマフォ見ている若人の 背が丸まって老いているよう
5
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只野ハル
無事終わる胃ろうの手術骨折の経過も良くて転院問われ
18
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只野ハル
立たせたらトイレの壁で頭打つ母に被せるカスクを買った
14
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美津村
職捜し中のアルバイトのつもりが十年を意気地なきままここに勤めし
13
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只野ハル
サーバーを復旧させし管理者もうた詠む人のわの中にいる
19
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たけくらべ
恋ふ人と思ひを遂げる身なりせば夜を待つ間も厭はざらまし
22
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詠み人知らず
聖夜には似合うと思う切なさが 山下達郎「クリスマス・イブ」
17
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朔夜
言葉すら使いこなせぬやましさに両手でぎゅっと乳房をつかむ
3
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なかしぃ卿
卵かけご飯は白と黄が絡む更に澄みたる赤黒かからむ
4
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てるてるぼーず
大輪の 幸せ纏い 咲く向日葵 愛するが故に 見守る太陽
5
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