舞 のお気に入りの歌一覧
水島寒月
五十ぢとていかほどのもの参道の杉の並木に見下ろされゐる
4
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日央
雨粒のトタンにあたるその音を子守唄にし秋夜は耽り
6
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芳立
わが袖の色だにひとはかけずとも今宵ばかりは思はせよ雨
9
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聴雨
ためいきの朝な夕なに君おもひ紅さす指におとづれる秋
20
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四季野 遊
見守るの言葉は清く響き来て作り笑いに君は喜ぶ
2
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きりあ
曼珠沙華たぎる心を置き去りて秋は静かにあの丘に来る
24
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日央
窓の外広がりゆくは幻想の星の旅路を流れ流れて
6
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村木美月
歩幅なら合わせられると思ってた行き先違う人と知りつつ
37
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村木美月
この夏を駆けてくためのサンダルを決めかねている夏に負けそう
4
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加祢
真ことにてさだめしことは人言の如何にあれどもゆかむと思ふ
19
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恣翁
牛首の 山を背にした 白樺に 微かに響く 熊除けの鈴
26
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紫苑
浅茅生に月照りくれば山姥のよはひ憂ふる夜もあらなむ
24
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恋花
黄葉の並木の道の秋の日の冷たい風の暖かな日の
4
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詠み人知らず
望遠レンズ通して息を詰めて見る白鳥羽根をおさむるところ
6
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詠み人知らず
チューリップの花束胸に抱きしとき眠りいし少女の思ひが兆す
8
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紫苑
改修予定記せし板に丸文字の落書きひとつ「頑張って(星)」
17
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浅草大将
夕暮れの野辺に尾花の手まねけば空に答ふる初雁のこゑ
15
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ほたる
赤ワイン一本空ける。虫が鳴く。村上春樹を娘と語れば
9
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水島寒月
ささやかな諍いさえものちの日の記念なるべし鬼怒川の宿
3
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芳立
踏切の錆も朽ちつつ虫の音の絶えぬ夕べに揺るるコスモス
15
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