舞 のお気に入りの歌一覧
聴雨
閨ひとり月を眺めて夜もすがら涙の袖のかわく間もなし
14
もっと見る
詠み人知らず
ひっそりとさく野あざみに石おきて守ろうとするやさしき子たち
21
もっと見る
詠み人知らず
弱りし祖母の愛しい人を代理詣り祖母の愛されし記憶を卓に並べ呑む
4
もっと見る
半格斎
岩をうつ水おと猛し七滝に秋はわづかに殘りありなむ
13
もっと見る
シュンイチ
「秋だな」とつぶやく背中を追いかけて君の街まで歩く夕暮れ
4
もっと見る
逢
夏からの手紙の結びが「またね」から「さよなら」になって秋がはじまる
5
もっと見る
聴雨
白菊の花びら浮かべ酌み交はす酒にゆらめく上弦の月
13
もっと見る
浅草大将
転がされ蹴られ続けて球ひとつまた明日を待つ公園の隅
9
もっと見る
たんぽぽすずめ。
櫂も無く水も底尽く舟に乗り海で一人の心地する夜
24
もっと見る
悠々
火の國のおみななりせば我が母は熱き乳房に我を抱きぬ
17
もっと見る
光源氏
ひさかたの君が面影殘せしも光とどかぬ夜半の月かな
9
もっと見る
半格斎
蔦紅葉時雨に濡れてや色まして秋の深山の夕間暮れかな
26
もっと見る
半格斎
柿くえど侘び夜なるかなふたりのみ、ほめ言葉ならべ倦怠を殺ぐ
9
もっと見る
芳立
あはれびの肌こそ乞はね凍て風にひとり歩まむ夜に星あれ
8
もっと見る
半格斎
縁石を覆ひ散りたる黄色葉は役目つくして重なり休らふ
14
もっと見る
紫苑
独居の天使のあらば地を巡りさびしきひとの涙ぬぐへよ
18
もっと見る
詠み人知らず
すぐそばで感じていたい吐息さえ ただただあなたと一緒にいたい
5
もっと見る
半格斎
木々は・・その、色を違へて彩つけし想ひをうけて散りゆくをみむ
11
もっと見る
詠み人知らず
切なさを弱さとともに吐き出して・・全て私に抱きしめさせて
4
もっと見る
たんぽぽすずめ。
いま胸でとなりの奴は馬鹿だって言った私はもっと馬鹿だね
2
もっと見る
[1]
<<
641
|
642
|
643
|
644
|
645
|
646
|
647
|
648
|
649
|
650
|
651
>>
[653]