舞 のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
陽光に春を探して梅が枝はあと一耐えといざ寒に入る
16
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うすべに
舞いそびれ 白いひとひらさざんかの池のおもてに音もなく散る
11
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御宿川蝉
寒の入り はや蝋梅の花開く 小さき黄花ぞ 蒼空に映ゆ
11
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横井 信
長かった休みも終わる小寒の沈む夕陽に浮かぶ三日月
12
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わかばみち
ふむふむと読む育児書躓きの時期振り返る子でなく我の
7
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KEN
夕影に 六道数へ 凍えけり 雪積む畠 竝ぶ白菜
12
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茂作
歳々に賀状の數は少なくて 今年で仕舞ひの添へ書きもあり
14
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詠み人知らず
布団干しシーツ洗って荷物出しヒト一人分空白寒し
6
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紫草
煮崩れて砂糖に膨らむ大納言小豆 傷もつ人を癒したまえな
10
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桜田 武
娘や孫と過ごせる今季の大晦日おせちの味にコロナ忘れる
8
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河のほとり
秋風の吹けばむなしき空ばかり心のよそに澄みわたるかな
4
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茂作
早起きの甲斐があつたと初日の出 知らぬ人とも悦び分かつ
14
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灰色猫
足元に気をつけなさいと亡き父の言葉を連れて登る参道
13
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横井 信
ヒヨドリの朝陽に遊ぶ正月のひかりを浴びて色づくみかん
10
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うすべに
列の先 浮かび上がらぬ水占に 彼照れわらい彼女は真剣
10
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滝川昌之
通勤にまた日常が始まって夢の宴を欠伸に残し
14
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ななかまど
宝石の名を冠すれば塵さえも光まといてダイヤモンドダスト
11
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恣翁
持て余す長き黒髪 切れ長の黒き瞳に 媚の浮くめり
11
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千映2
あの世にも正月あるかと聞く吾に微笑む母は「みな 元気かい」と
7
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きくゑ
年明けて思ひ浮かべしふるさとの日の丸揚がる古き街並み
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