詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
朝比奈
氷雨ふる師走の街の電飾は人それぞれの眼を過れり
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桃山
意外にも衣乾しするは冬さなか大気の乾燥甚だしとか
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舞
夜衣をかえしてぞ見る夢に逢い秘してや告げんひとつ言の葉
15
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滝川昌之
鼻垂れが袖口ばかり光らせた寒き昭和の木造校舎
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朝比奈
一線を画して後のマイライフあれかこれかとカタログを観る
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へし切
太郎焼き 甘い小豆を煮るかほり 冬空の下 ひとつ贖ふ
15
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名鈴
微睡めど 片敷寒み 風の音に 寝聡く目覚め つとうち明かす
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横井 信
長靴に踏みつけられてどんぐりは棚田に沈む夕陽を見てる
15
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音弥
世に悪の栄えたためしなしと聞くが天網恢恢疎にして 漏らした
19
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艸介
旧家のコンクリートに一歩、二歩 名前も知らぬ猫の足跡
9
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恣翁
袖に手を入れたるままに 慣らひとて机に向かふ冬の夜かな
15
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葛城
裏山に伸びし青竹今年もや伐りて設う門松のため
20
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茂作
蹈み入るを足も迷へる霜柱 ほどなく消へる命なりせば
20
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トウジさん
杖の音 こつんこつん と反響すシャッター通りの嘆きにも似て
11
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ひげじぃ
湯たんぽの湯をそそぎつつ息止めり 老母の視線背に受けつつも
14
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KEN
窓の燈の 次ひに消ゆる 子の四つに 限り月夜の 闇を知るかも
13
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名鈴
北山の 雪降る様は 聞きしかど 西の海こそ 知らまほしけれ
45
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名鈴
あだに鳴く 夜の烏の 空頼め ころくころくと 胸を騒がす
30
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名鈴
霜枯れの 色ばかりなる 草の原 縁の紫 一つだに無し
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橘
実家から持ち帰りたる富有柿糖度は高し剥きて食べれば
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