灰色猫のお気に入りの歌一覧
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さくちゃんのお鼻をなでておやすみを印刷なので返事ないけど
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横井 信
里山を通り過ぎてくにわか雨 草の香りのつつむ夕暮れ
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千映2
ガラス鉢注いだ水に紫陽花を沈めて古都の涼を愉しむ
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千映2
食欲の落ちた夕餉は自家製の梅干し出番の増える真夏日
5
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秋日好
型抜きのように嵌った三週をパコンと外しまた渡航する
7
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び わ
草花が史上稀なる暑さ耐え薔薇や浜木綿華麗な姿
6
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茂作
空梅雨に水を足したる眞桑瓜 嬉しがりてや蔓を搖らせり
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詠み人知らず
ぽつぽつと取り戻していく奪われた感覚の全て 塗りかえ書き出す
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詠み人知らず
恋を知り目でおうたのは学舎にて 再びに出合い 今、結ばれむ
7
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さいおん
むらさめの 梅雨来たるらし しろたへの 我が衣手は いまだ干なくに
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さいおん
雨霧らひ しまし響す 鳴神の 聴こゆこの日に ひとり嘆かむ
6
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ガビー
名物のアサリの消えた海となり 渡船も眠る船溜まり
5
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へし切
あと少し 待てばメロンは甘くなる 程良さ図る根競べかな
10
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凌霄花
睡蓮の姿優しく舞う朝の水面に甘く露かほりくる
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今でも幸ちゃん
けなげなる外猫ならむ おかずからビッコを治して虫と戯る
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ななかまど
精霊のさざめきやまぬ水無月の空ゆるやかに闇落としゆく
15
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滝川昌之
水出しの麦茶はどこか味気ない薬缶で炊いた祖母が翳めば
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飛和
白色の鉛筆でそっと綴ってる「すき」にそろそろ気づいてほしい
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飛和
ブルーハワイみたいに不確かなものを愛してしまうんだね私たち
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大元油谷之助
誰が植え誰が定める 廃院の門に立ちたる、あじさいの色
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